Kutsukake Stay 中軽井沢

中軽井沢駅から浅間山方向に10分ほど歩くと、住宅街と畑の間に築40年の空き家がありました。中軽井沢がかつて沓掛宿という宿場町であり、その豊かな自然や文化の発信地となりえる体験型の旅館に生まれ変われると感じました。本作も測量からの着手ですが、増改築の手も入った複雑な既存木造母屋をまずはBIM化した上で、内在すべき客室や厨房等の快適な組み合わせを検討し、開業のはるか手前から旅館運営者とも3次元空間での検証に利用しました。内壁や家具に組子のような和の仕上げを多く採用していますが、実はプログラムから生成した幾何学パターンをレーザーで切り出ししたもので、空間の一翼を担っています。